唯川ゆいな様とPCサイトで相互リンクの際相互記念リクを受付けて下さるという事でこちらも以前イベで色々と
お話させて頂いたお礼も兼ねて小説を書かせて頂く事にしましたv
リク希望内容がクロアレ♀で酒によったアレンがクロスに誘い受☆しかもバレてる系という事で存分に書かせてもらいますvv
喜んで頂けたらいいな…
ちなみにタイトルは何となくです。
母がファンクラブに入っていて付き合わされた有名コンビ歌手の曲ですが、知ってる方は同年代ですよそこのア・ナ・タ(苦笑)
ていうかシングルとして唄ってた頃だと私まだ小学生くらいか…
「…何をやっているアレン」
「ん〜?」
クロスが何日か留守から帰ってきた時だった。
扉を開けると何とも開いた口が塞がらない光景。
「ししょーもご一緒にどーれ(で)すかぁ?」
アレンがでろんでろんに酔っていた…。
●恋人はワイン色●
「きっかけを与えたのはたしかに俺だが…お前こんなに飲む奴だったか?」
アレンがケラケラ笑うその側には何本か飲み干され開いたワインボトルが…。
何年も満たない安いワインなら酔いも酷くなるという話はよく聞くが、ここに置いてあったワインはどれも何年も成熟されている
上級物ばかりだ。(恋人からの貢物もいくつか含めて)
そんな悪酔い出来る程飲むという事なのだからアレンが飲み干したボトルの数は嫌でも想像つく。
「ワイン美味しくて気が付いたらこんら(な)に飲んじゃってましたぁ〜ひっく」
顔を赤くしこれ以上は放置出来ないと判断すれば、クロスは彼女を抱きかかえようと背後に周るがそれは彼女自身に遮られてしまう。
「ら(だ)〜め!ししょーも飲むのぉ」
「もういい加減にしろ、これ以上は身体の毒だ」
「や〜ら(だ)、ら(だ)ったら僕が飲ませます〜」
残ったボトル内の液体を口内へ含むとアレンは目の前の男に口付け、口移しとして相手の口内へ液体を流し込む。
液体を全て流しこんで離れるかと思いきや、更に舌を覗かせクロスの舌に絡みつく。
「ん…んん」
液体は男の体内へと流し込んだがアレンの絡む舌先は一向に終わろうとしない、ただ愛しいと言わんばかりに男の口内を堪能する。
クロスも悪い気がしないと思うのか珍しく一方的な彼女を好きな様に振舞わせていた。
漸く離れる口内同士から伝う唾液の糸、艶かしく呼吸を荒げる彼女が放った言葉…
「師匠抱いて…」
酔いから脳内が麻痺から快楽中枢へ刺激を与え軽く興奮状態にさせるアルコールの効果、だから今のアレンもその状態に陥ってるのだと思われた。
珍しく誘う彼女の可愛いらしい誘惑に「嫌」だと言える訳が無い。
「…言われなくても抱いてやるさ」
チュ…ピチャ…
「あ…あぁん…そこもっと…」
「今日は素直だ…」
乳房を丹念に愛撫を施せば元々この箇所に弱いアレンは『酔い』という状態を借りて素直に欲求をする。
「もっと…吸って…っっ」
どうやら口内で吸い付く愛撫が大変お気に召している様だ、希望通りに吸い付けばその歓喜に身体がビクビク小刻みに揺れる。
気持ち良さそうなウットリする表情は愛しい男性から与えられる快楽だからこそ。
普段ならまだこの場面では理性が残り素直になどなれきれない頃なのだが酒の力とはすごいものだと実感させられる、
それが『本当』に酒による力なのであればの話だが。
その成果もあってか下半身の溝へ沿って指が触れれば既にその場所は大量に蜜が溢れ、それはクロスに対する欲求の表れにも感じる程だ。
敏感である場所ばかり攻めればアレンは更に大きい声を張り上げ、今直ぐにでもとクロスを求める、しかし…
「入れてやりたいのは山々だが…その前に聞く。お前が実際『流し捨てた』ボトルは何本だ?」
「…な…にが?」
「騙されてると思うなよ、俺が気付かないと本当に思ってたか?…あれだけ飲んでおいて実際お前の口内からはほとんど酒の匂いがしない。
本当は1本分も飲みきって無いのだろう?」
アレンの目が見開かれる、それは酒によって理性を飛ばしていると言えない証拠でもある。
「何故こんな回りくどい事をする?」
「…知らない」
あくまで誤魔化そうとするアレンの目線はクロスを直視せず背けてばかりなのが嘘だと丸見えだ。
強情に本音を語らないアレンに溜息を打てば、クロスは再び濡れて滑りの良い花弁内へ指を二本付きいれ出し入れを繰り返す。
「ア…ひっ!んあああっ!!」
「コレよりイイもんやるから本当の事を言え、アレン」
内部の刺激が理性を飛ばしかければその真実は次第にアレンの口から語られる。
「ごめ…なさい…、ワイン見てたら…師匠思い出しちゃったんです…」
「…で?」
「……。だけどこのワインほとんど女性からの貰い物ばかりだから…ムカついて……それで気が付いたらほとんど中身捨てちゃってました…」
割らずに『中身』だけというのが何ともアレンらしい。
「それを誤魔化す為もあって飲み干した事にしたんですけど…やっぱり師匠に嘘は通じないですね…」
「当たり前だ、…それよりもお前は頭悪い」
「どうせ…」
頭悪いと言われ拗ねる彼女の額に唇を寄せ軽く接吻(くちづけ)をすると…
「だがそこがお前の可愛い所でもあるな」
自分に嫉妬し、それから始まった事だとすれば何とも意地らしい彼女なのか、男としてこれを許さないなど思う訳が無い。
しかも珍しく自分から誘ってくるという嬉しい特典まで付いて。
「だからどんなに他の女と遊ぼうがお前を切り離すなんて出来る訳が無い、アレン…これ以上俺の理性を揺さ振る様な真似をするな。
我慢出来なくなる」
今まで埋め込まれた指を引き抜けば、アレンの欲した目の前にいる男性の自身を欲望のままクロスは埋め込む。
「ふああぁぁぁーーーーーっ!?」
元々十分濡れた肉壁は相手を簡単に受け入れ、アレンがこれ以上はと訴えるまで男女の行為は続いたのであった……。
「しかし…よくもまぁ高価なワインを惜しみ無く捨てたもんだ…」
「解ってたんですけどね…。でも僕が稼いで自分で師匠の為にワイン買いますから」
「まぁ…それも悪く無いな」
だってどうせ師匠が飲むワインなら…
自分が見立てた物を飲んで欲しいじゃないですか。
僕もそれが嬉しいし…
ワインそのものが貴方を思い出させる色なんですから僕自身が選びたい。
ワインレッドな貴方だから…。
fin
●言い訳●
今回の話は何となくエロ度ヌルかったでしょうか…?
ゆいな様、こんな期待薄い話ですみませんっ(汗)