代わり






シン・アスカ


登録性別:男


家族は


『争いの無い平和』を忠実に守っていると信じていたオーブの土地で…
自分の目の前で死んだ。


そしてMSの機体が離れていったその直後、軍服に身を包んだ男達に出会った。
その見た事がある軍服はオーブの物。
民間人を保護する為、辺りを見回っていたのだろうか。
しかし彼らは泣き崩れている自分を見て、


恐ろしい言葉を告げた。




「こんな戦争中なら地球軍の奴等の仕業だと思うから俺達には嬉しい話だよな」
「あぁ、しかもコーディネーターって男も女もキレーに出来てるからマジ楽しみだぜ」
「コイツもまだガキだけど『イイ』顔しそうだしなぁ」
「そんじゃ向こうへ戻るまでの時間は残ってるし、戦ってる機体はこちらに戻ってくる気配もないし。」
「巻き込まれる前に頂いちゃいますか」



男達は自分を囲み



信じられない性的暴力を繰り返した。






怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い




「もし俺達の事漏らせばこのテープ、一部始終を公開するからな!くく!!」
「あははははは!最高だな!」


赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない
赦さない




ゆるさない!!!




こんな悲劇を生んだオーブを赦さない!!!









「…おい!シン大丈夫か?!」
「……っ、ぅっ…く、…レイ?」
「随分うなされていたがまた『あの夢』か?」


同じ紅の仲間レイ・ザ・バレル。
彼は殺された家族の記憶の夢を見てると信じている。
否、自分がそう言ったから…
本当はいつも陵辱されてる夢。
体内の異物を吐き出さなくなっただけでも進歩と言える。
しかし強い衝撃は『心の傷(記憶)』となって消してはくれるはずもなく、ザフトの入隊を志願したものの、精神安定薬を常備する毎日だった。
ただでさえ精神不安定になりやすいこの『身体』。
しかしあの人の意思を継ぐ為、悲劇を生み出す戦争を終わらせる道を探す為、ここで揺るぐ訳にはいかない!


大切な『あの貴方(ひと)』の意思を…





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