拍手小説ですっとばしていたシンのお仕置き話です。
鬼畜なアスランさん、だけど愛は確かですから(笑)
お仕置きタイム見たい方は↓からどうぞ。
「もう我慢する必要は無くなったんだ、遠慮しないからな」
腕を掴まれ、白いシーツへ投げ出される俺。
アスランは俺に一体何をしようと考えてる?
勝手に勘違いをしている男の瞳は狂気に近いものに見えた。
その瞳にアスランの本性の一部が見えた様で、ゾクリと背筋が寒くなる。
今の男には言い訳も聞く耳持たない。
一歩ずつ近づく擦れた足音が何かの恐怖映画の気分みたいで、むしろ逃げ出そうと思っても
身体が竦んで動かない。
「どうしたシン、俺が怖いか?そうだよな今まででお前にこんな怒り見せた事など無かったからな…」
黒い笑みでこちらを見る男は紛れも無くアスランなのだが中身がまるでいつもの彼では無いみたいだ。
蛙が蛇に睨まれているかの様に青褪める俺を見下ろしながら終にはベッドに乗り上げ顔に触れて
しまいそうな程目の前に近づく。
「お前とその『友達』とはどれだけの間、関係していたんだ?」
口は動くが言葉が出ない。
関係など一度たりとも持つ間柄なのでは無いのだから。
「やはり早い内から手を付けておくべきだったか…。お前を大事にしすぎた俺の失態だ」
シンにとって彼は兄同然の存在。
まさか自分をそう言った対象で見ていたとはそのショックに抵抗や抗議すら言える前に頭が真っ白となる。
アスランはシンの身に付けていた衣服の上着をたくし上げながらその内部へと手を摺りこませ、そして
目の前の少年の唇に遠慮無しの接吻を与えてきた。
触れられる柔らかさを堪能どころか口内へ無理やり捻じ込む舌にシンは状況を我に返り蠢く舌の絡み
つきから離れようと必死にアスランを逃げていたが、巧みな彼は逃げる少年の舌を簡単に捕まえる。
「ぅ…んんっ!!?んーっ!ふぐ…んん」
何もかも初めてな体験。
自分と同じ構造の身体の一部を巧妙に動かすこの兄、いつも優しかったアスランがこんな激しい一面を
持っていたとは知らないでいた。
そしてこの巧みに動かす技能。
自分の知らない裏の彼がどんどん暴かれていく。
口内を貪りながらも手は確実に胸の飾りへと中心に撫であげる。
爪先でピンッと弾くとシンの身体はその度にビクンと振るえあげていた。
柔らかい乳首が刺激によって硬くコリコリ天を向ける。
乳首を二本の指で挟みこめばその腹同士でキュッと摘み動かす事で、シンは敏感にもその刺激に身体が
熱くなってくるのを少なからずとも実感してきた。
(何…コレ?俺おかしいよ…)
呼吸も思う程上手く出来ず、酸素が薄くなった思考は既に逃げると言う行動など思いつく筈も無かった。
絡み合う舌同士があまりにこご地良く、いつの間にかアスランのリードへと策略に思う壺。
一方のアスランも敏感に反応するシンを不安が一挙に上がる。
(随分と感じやすい…。本当にお前…『されて』しまったのか?)
元の敏感さがココで誤解を招く事態になるとは思いもしないが所詮身体が敏感なだけあって、全てが敏感
という言葉では済まされない場所がある事でシンの疑惑はこの後潔白だと証明される事となる。
しかしそれは自分が愛しい彼を汚してしまうという罪との交換とな言う事であるとも…。
唇を離せば伝う糸とまともな呼吸からむせ返る彼。
ケホケホと中々正常に戻らない所を見ると唾液が気管の中へと入りこんだのだろう。
漸く落ち着きを取り戻す彼を見計らい、先程触れていた乳首に唇を寄せるとシンは突然濡れる感触の驚き
に喉奥から搾り出す様な声を張り上げてしまう。
「あ…っ!?」
チロチロと子猫がミルクを飲む様に舌を這わすだけの行為なのにシンは初めて体感する刺激から自分の身体
に変化が起こるその実態に驚いた。
こそばゆい様な粟立った感覚。
しかし興奮を呼び起こしている行為なのは幼い彼でも知識はある。
(俺女じゃないのに…っ)
男でも女の様に胸は感じる、初めて知った事実からまるで自分が淫乱になってしまった錯覚でも陥りそうだ。
「んっ…ふ…ぅ…、んっんっ…」
「随分と感じやすいな…そんな可愛い声を『友達』に聞かせたのか?」
「や…っ!違っ」
何もかも初めてなのに信じてもらえない敏感なこの身体が憎い。
胸を弄られているだけなのに下半身が熱くなってきているのを自分でも分かってしまう。
そして押さえつける目の前の彼にも恐らく気付かれている筈。
「乳首弄っただけでもうこんなか?本当どこまで開発されたのか…何だか悔しいな」
「違…う!何も…何もされてない…っ!」
「信用出来ない」
疑うアスランに信用されないそのショックから目頭が熱くなるなるのが分かる。
瞼の奥がツンと締め付けられる痛さ。
ダメだ泣いてしまう、と思う瞬間熱くなりかけの自分のペニスに目の前の彼が触れ出してきた。
「ひっ?!」
「触ってもいないのに…そんなに期待してたのか?この淫乱な奴」
「うっ…くぅ…っっ、も…やだぁ…ひっく…ひく…。オレ、ほんと…何もされてないのに」
「…悪いが例えそうだとしても、もう遅い」
露となるシンのペニス。
ピクンと揺れ動く可愛らしいその性器をアスランは惜しみもせず口内へと含み出してきた。
シンはその信じられない目の前の彼の行動に目を見開き凝視するが、それも一瞬で終わる。
突然現れる大きな快楽の渦が再びシンの思考を真っ白へとさせてしまう。
込み上げてくる波、耳元から聞こえる自分と彼の水音。
熱くなる身体から汗が一筋落ちる。
「あ、あぁっ!や…ぅっ、は…っはぁっ!!」
追い上げる欲は今にも吐き出してしまいそうな勢いだったがその所はアスランが上手い様調節して簡単には
達させてくれない。
ピクピク痙攣の様に起こす身体全体。
快楽の渦から早く解放されたくアスランへ悲願するが無視されてしまえばいつまで経っても解放しない、
むしろアスランは興奮しきったシンの自身を堪能する様、根元は指で押さえつけピンと張り詰める竿と
亀頭を攻め立てる。
シンは解放されないもどかしさからポロポロと大量の涙と汗。
悲しいのに…それ以上に塞き止められる熱がどうにも溜まらず何度も…何度もアスランへ謝罪を
向けた言葉を連呼した。
「ごめ…なさ…っ、もう無断で泊まったりしないから…っ…ひっく」
「そんな事当たり前だ」
「ごめ…ひっく、ごめん…なさい…本当に…何も無か…」
言い切る前に塞き止められていた指を解放され、塞ぐモノが無くなったシンの性器は大量の精液を弾け飛ばす。
「あっああぁぁ!!?」
ビュクビュク…ッ
腹の上に飛び散る自分の白い液。
解放の余韻に浸る間も無くアスランは腹の上の液を指に絡めるとその最奥へと入口に指を這わせた。
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