「おい、足開けよ」


弱みを掴まれ、脅迫とも言える命令口調。
敏感な自分の身体を恨んだりもする。
何故愛する人では無いのに反応してしまうのかと…。
しかし快楽を覚えたばかりの幼い思春期は貪欲に快楽を欲してしまうもの。
アレンにはまだ自分の生理現象を押さえるまでの理性は未発達と言える程成長が追い付いていなかった。
神田に命令され、悔しさの中、クロスと自分を守る為自ら足を開き禁断の場所を神田へ。


「へぇ、思ってたよりキレイなもんだな」
「…っ」


自分の隠された場所を暴露され、あまりの恥ずかしさから生まれる乱れた呼吸を隠すかの様にいつの間にか解放されていた両手で口元を覆うアレン。
しかしそんな些細な行動は男の興奮を高ぶらせているだけだと知っている筈も無かった。


(男を喜ばせるの上手いヤツだな、それも元帥仕込みってやつか?)


クロスに対する嫉妬の中、今は自分がアレンを征服している事で大きな満悦感、そしてアレンの禁断な場所に顔を埋め、直接的な愛撫を与える。


「んんッ!?ん…っ、ふぅっ…ぅんん!」


口を押さえていようが隙間から零れる鳴き声、身体を大きく揺らし沸き上がる欲に思考も次第に薄れていった。
花弁の両淵を広げ現わとなった秘壷、味わう様に舌を這えば歓喜とも示すのか蜜を垂らしながらピクピクと小刻みな痙攣を起こす。
神田としても自分の愛撫に大きな反応するアレンに対しとてつもない喜びと満足感が生じる。
溢れる蜜を舌で受けとめながら指で薄皮に被る脹らみかける蕾を刺激し更に空いたもう片方の指は奥ばった箇所、排泄する為の秘穴へ。
溝に沿って溢れ流れた蜜により秘穴の入口はイヤらしく光を照らしていた。
その粘り気のある透明な蜜を塗り込む様に入口付近を触れ、秘壷よりも一段と直接的な刺激に堪らなくアレンは大きな反応で喘いだ。
そんな場所を感じると思いもしなかったアレンは新しい快楽な刺激によって既にその身は神田へ委ね、三ヶ所の刺激はあっという間に絶頂へと達してしまいアレンはあまりの気持ち良さからトロンと自我を麻痺させてしまう。
その熱い吐息と仄かに染まる薄紅い頬はまるで誘っていると思える程、妖美な姿。
下から伺う神田からは堪らず生唾を飲み込み、熱く膨張した塊を耐えられず秘壷の入口へ充て、一揆に押しこんだ。
達しても残る延長的な痺れに未だ目線の定まらないアレンは埋め込まれる圧迫感によって漸く自我を取り戻すがその時には既に悲鳴とも言える程の大きな喘ぎしか言葉に出来なかった。


「ひゃああぁっ!あん!やぁっ!!くるし…っ」


数える程の経験では最初の圧迫感は未だ慣れず、ましてはクロスまでとは言わないが神田のペニスも平均より上まる程大きい部類である為、締め付けの強いアレンの膣壁が慣れるまでは多少の時間がかかってしまう。


(コイツ…っ、何つーマ●コ持ちやがるんだよ!?堪んねぇ名器じゃねぇか!)


挿入した瞬間、自分が絶頂へ持っていかれそうになる程以外な発見に尚更アレンにのめり込んでしまう神田。
身体を繋げる事で仄かに生まれた恋心は大きな物へと強くなる。


離したくない。


渡したくない。


自分だけを見て欲しい。


次第に倍増する欲は、何でも欲しがる子供の様。


本気で欲しくなった。


目の前の白い少女を…。





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