「所でお前と会うのは半年ぶりといった所か?」


僕の身体を撫でながら急に語り出す師匠。
お願いだから話するなら僕の胸を包む手を離して欲しいんですけど…。


「会わない間、また胸デカくなっただろう?」
「へ?…さ、さぁ?」


そんなの知らないですよ!いつも胸潰してたし改めて胸なんてじっくり研究なんかもしてた訳じゃ無いんですから!


「ていうか師匠僕の胸なんか一度も見たこと無かったでしょう?!」


自分で言っていて今気が付いた。
僕は常に胸にはサラシを巻いて生活していた。
巻いてない状態なんてシャワー浴びる時と寝る時くらい。
でも義理父と暮らしてた時の癖で鍵は常に閉めていた。
師匠だってわざわざ覗き見する様な人間に見えないし。


「…ティム」
「はい?」
「お前が夜寝る時ティムがいつもいない事気づいてなかったのか?」


何でそこでティムキャンピーの話題なんかに…。


「………………!!!??」


ま、まさか…


「も、もしかしてティムで僕を観察してたんですか!!?」
「今ようやく気づいたか」


酷い!
ティムに映像記録機能がある事教えてくれなかったと思えば、それを利用して僕の全てを観察をしてただなんて〜〜〜!


「師匠酷いです!!」
「まぁそう怒るな、言うタイミングが無かっただけだ。それより…」


ムニュ、もみもみ…


「ひゃ!急に…ヤっ」
「サイズといい、感度といい、言う事無いな」


再び胸全体を包み込んで揉みだすクロスはそのまま胸の中心である小さな果実に唇を寄せた。
唾液をたっぷり含ませた舌が吸い付く様に寄せた口内で胸先をクリクリと弄るとアレンは思い切り反応を示す。


「ひゃあ!あん!!ダメ、師しょ…お!あ…っ!」


自然と出てしまう高ぶった囀り(さえずり)。
クロスが身体を弄る度、下部に走る痺れにアレンは戸惑う。


お腹がズクズク痛い…、否、痛いって言うより…変な感覚。
胸触られるだけで何でこんなに頭がボーとして身体が可笑しくなるのかなぁ?
正直言って師匠に舐められて『気持ちいい』とか思っちゃってる。
『お仕置き』なのに。
あ、あれ?僕のアソコ濡れてる?!
もしかして…『H』な本にも載ってた『愛液』ってヤツ?
下着と擦れてヌルヌルした感じがするけど本当にオ●ッコとかじゃ無いんだ…初めて知った。


「ん?どうしたアレン」
「ふぁ?!い、いえ何でも…」


何か見透かされてるみたいでこういう時の師匠はちょっと苦手…。
ていうかこんな事考えちゃうのは師匠の所為だ!


「大方『気持ちいい』とか考えてたんじゃ無いのか?くく」
「!?」


やっぱりバレてた。


「前振りと言っても気持ち良くさせちまうんじゃ『お仕置き』の意味が無いな」


何かを思いたったのか急にアレンを持ち上げ、今までアレンの位置であった場所にクロスが、そしてアレンは
その逆の体制でクロスの上に被さる様に移動された。
つまり今の体制はお互いの下半身が顔の目の前にある状態。
するとクロスは自分のズボンファスナーを下げ、自分の自身をアレンの目の前にお披露目する。


「し、師匠…っ!な、ななな何を…っ?!」
「銜えて舐めろ」
「…は?」


目の前に大きく反り立つ男の象徴を「銜えて舐めろ」言われてもアレンはいきなりの命令にその場固まってしまう。


こ、『コレ』を舐める?僕が??


はたまた頭の片隅に過ぎるのは例の『H』な本。
女の人が男のモノを美味しそうに頬張るシーンにアレンはとても信じられない衝撃を受けた。
ちなみに今の自分の格好も俗に言う『69』という体位なのも理解はしている。
だが…自分はこういう行為は初めてであって、『お仕置き』だからとお口で御奉仕を強要されても出来るはずが無い。
無論抵抗してしまうのが当たり前。


x 「出来ません!無理!土下座でも何でも謝りますから勘弁して下さい〜!!!」
「おいおい、ここまでされておいて今更は聞かないぞ。お前は俺の性格よく知ってるだろう?」
「で、でも僕はこういう事は初めてで…しかも初めてなのにいきなり初っ端から師匠の…その、お…チンチ…ンを舐めろ
言われても…出来ません!」


やはり『お仕置き』だとしてもすんなり事が進む訳は無いか…


クロスは一つ溜息をするものここで諦める訳が無い。
ならば、事が進められる様に促せば良いのだ。


「そんな言葉で俺が許せると思うのか?出来ないと言うのなら俺が見本してやる」
「ふぇ?」


するとアレンのズボンを下着ごと引きずり降ろし、目の前の秘壷にクロスは顔を埋めた。
すでに濡れてる場所を見て『まんざら』でないアレンに対してうっすら口端を上げ、そして神聖なる場所にクロスの舌が侵食する。


「あぁっ!!!?」


驚いた。
自分のアソコに顔を埋める師匠にも、初めて受ける『性感』にも。
いくらシャワー浴びて清めていたとしてもそんな場所はどうしても抵抗してしまう。
そんな場所だからこそ、いけないと思うからこそ快感は増大に膨れ上がる。


「ししょ…お!あ、あん!ヤッ…ダメですっ…そんなとこっ…はぁん!」
「そんなイヤラシイ声出してダメも無いだろ?」


部屋中にクチュクチュと水音がアレンの興奮を更に掻き立てる。
溝に沿って舌が上下繰り出す動きはアレンにとってとてつもない快感だった。


この感覚って『気持ちいい』って表現すれば良いの?
気持ちよすぎてオカシクなっちゃいそう…!


「は…ぁ、あ、あ…っ!そこ、もっと…っ」
「ふ…、嫌言ってたのが。イヤラシイ奴だ」


快感に酔いしれたアレンを確認すると先程から固く反り立った自身をアレンに再び同じ命令を言い渡す。
すると先程と打って変わって素直に自分の口内へクロスのモノを銜えこんだ。


「良いコだ…、そのまま自分の唾液で全体濡らす様に舌を動かせ」
「ん…」


すでにアレンの思考はクロスの思う侭。
素直なアレンの行為に愛しさを感じながら、再びアレンに喜びを与える。
アレンはクロスの手によって、




快楽に堕ちた。






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