ず…っ、ずちゅっ!

水音と共に激しくなる接続部分、内壁をなぞる様に繰り出せば蕩ける快感に苦痛に満ちていたシンの表情も甘くなる。


「あ…はぅ…っ、あぁ…」


まるで蜂蜜の様な純粋なる甘さ、淡い色に染まる意識に嫌悪も拒否も次第に考えられなくなっていくシン。
時に与えられる接吻による唇の柔らかさが心地良く、自らその相手へキスをも求める事が増えてきた。
以外に早く落ちた愛しい彼、キラは本意で無いと分かっていても一つ一つ求める仕草の愛らしさに今しがた気付いた想い
が膨れ上がる。


「は…、っ…気持ちイイ?」
「きも…ちイイ…ぁっ、もっと奥擦って…っ」
「くす…了解」


今のシンにとっては虫刺されによってムズムズする届かない場所を掻いてもらう気分と同じ解放間だろう。
歯止めの利かない悦楽の二人はもはや本能のみと言った所だろうか?
互いが同時解放を求める如く、その出し入れされた運動は更に激しいものとなる。


「あ、あぁっ、イ…く…っっ」
「ふ…っ、くっ、僕も…」


渦めく欲を解き放つべくキラは限界まで奥に叩きつければその生殖機能の無いその最奥へ何千何億もの種を
植えつけるのであった。


「ああぁぁぁぁぁーーー!」


そして放たれる彼に連動する様シンもまた同じタイミングで大量な精液を腹の上に吐き捨てた。
大きな解放、そしてその彼が放たれた雄の細やかな脈の動きが何故かもっと堪能したくキュッと彼を締め付ける。


「そんな風にされたらまた硬くなっちゃうよ…?くす」
「はぁはぁ…も…無理…」


「だろうね」との語りかけも虚しく、シンは白い意識の中急激に襲う睡魔に勝てずそのまま夢の住人へと化していった。



「おやすみ…」






















気付いた時は見知った部屋であった。
そうだこの天井・壁全てが親が与えてくれた自らの城だ。
軋む身体を起こせば時間は既にご飯時を過ぎていた。


「…アイツが送ってくれたのか?」


一歩一歩痛みに耐え、家族の集まる居間へ移動すると何も状況を把握していない自分の身内がTVで笑い転げている。


「あ、お兄ちゃん起きた?もうさっそく初日から貧血なんて夜更かしするのがいけないんだよ?」
「そんなんじゃ無いって…」
「ほら、シン何も食べて無いんでしょう?温めてあげるから食べなさい」


突然現れる元の環境に戸惑うも、先程の出来事は夢だったかに思えた。
しかし軋む身体が事実という証拠として物語り、そして確信となる。


「ねぇねぇ所でお兄ちゃん、送ってくれたあの格好良い人って友達?それとも先輩?良いなぁ〜
私もあんな風に抱かかえてもらいた〜いvv」
「え…?」


やはりあの副会長が送ってくれたらしい。
変な所では律儀だと変に調子が狂いそうにもなる。
しかし先程までの出来事を許せる筈も無く、複雑な気持ちではあったがその日の夜は疲れからか直ぐに
深い眠りへとつくのであった。














●言い訳●
ごめんなさいあんまエロくなかったかも






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