E触れ合い








周りから見たら一体どんな光景に見えるだろう?
傍から見れば2匹の狼から襲われてる子羊一匹…というよりは、
2匹の黒羊に襲われている純粋な白子羊。
自分で純粋って言うのもどうかだけどな。
そんな純粋な子羊は泣きながら抵抗する訳でも無く、ただされる様をただ呆然に信頼していた腹を黒くする羊達を眺める。


「シン気持ち良い?すごく奮えてる」


もう何て言うか、身体のあちらこちら舐められていると頭の中はこれから美味しく食べられてしまう前の獲物になった気分だ。
そんな丁重に舐めて本当に自分は美味しい味をしてるのかと下らない事ばかり考えてしまう。
そんな自分も女じゃないのに乳首舐められて電気が走る様な感覚、不規則になっていく呼吸が耳に聞こえてとてもやらしく思える。


「シン気持ち良さそうだな?」


ニヤニヤと何だかムカつく笑いをするのは両手を拘束し、されるがままの俺を眺める男・もう一人の兄アスラン。
ムカツクのに文句の一つも言えない程今の自分ではどうにもならない。
その間にもキラは俺の胸をしつこいと言える程貪っている。
もうそこばかり弄られて必死に堪えてる我慢も限界だ。


「…く…ぅ、ふっ、うぅ…」
「我慢しないで素直になったら?」


冗談じゃない!そんな女みたいにアンアン言えるかよ!
プライドは安い方だと思うが男としてこれだけは譲れない。


「キラ、シンを素直にさせるならもうそろそろ次に進んだら?」
「ちぇ、どうせなら胸だけでイカせたかったんだけどな」
「まだ今の慣れてないシンには無理ってもんだよ」


さり気無くすごい会話だ…。


「まぁでも十分感じてくれたみたいだしね」


キラは俺の股間に触れるとやわやわと優しく撫でるが、十分焦らされた俺の身体は些細な刺激に大きく反応する。


「ぅあっ?!」


触れられて急激に成長始める自分の息子はキラの手によって外気に晒され、突然晒し者になったその姿に今一息に顔が熱くなる。


「んー…今の歳なら仕方無いかな?まぁまだ成長期だしねぇ」


今の台詞酷く傷付いたぞ!涙が出てきそうだ…。


「こらこら、シンが可哀想だろう?ほら目が潤んできたぞ」
「あ、ごめん!そんな深い意味じゃないから!」


深くなければどんな意味なんでしょうかキラさん。


するとキラは晒されている俺のモノを軽く上下に扱き出す。
軽くとは言え、慣れない自分のモノからは透明の液が先から流れてきた。
それによって滑りが更に良くなりキラの手によって自身は硬度を増す。


「はぁ、はぁ…っ、も…やだぁ」


元々安いプライドはちょっとした快楽によって等々根が尽きた。
一度声が出ると止まらなくなってしまう。


「クス、等々声だしたねシン。もっと気持ち良くしてあげる」


そう言うとキラは硬くそそり立つ俺の肉棒を惜しみもせず口の中へ収める。
その光景が衝撃的で信じられないと言う顔を俺はした。
だけど生暖かく少しザラつきを感じる濡れた皮膚が絡まり、度々先の方をグリグリ攻められると堪らなく気持ちが良すぎる。
上昇する体温と共に俺の1オクターブ高くなる声が部屋中に響いていた。


「あ、あぁっ、や…だぁ…ぁっ!」


抵抗も儘にならない体制に弄られる行為、一方的な愛撫が何故か興奮して堪らなく身体が敏感の度を強く示していく。
それによって思考回路も鈍くなり、どうでも良くなれと身体の力は次第に緩くなりつつあった。
言葉も身体と共に大胆と自分の弱い箇所を指摘する様にもなってくる。


「あ…ん、その辺が気持ちいい…っ」
「この辺?」
「ふあっ…!!」


頬を染め、ビクビク身体を震わせながら思考はそのまま二人に委ねてしまっていた。





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