F黒い羊達








自分で処理などろくにした事など無い俺はキラの愛撫によってすでに2度はイカされていた。
あまりにも簡単に達してしまうと男としてかなり情けないと項垂れてしまう。
二人は俺が敏感だからだと言うがそれ以外にもキラのテクが上手すぎるのだ!
恐らくアスランが身に付けさせたものだと思うが…。
生まれてこのかた(あまり経ってないけど)自分の息子さんをお口で御奉仕などされた事無かった訳で、
そんな自分の口からは言葉にならない音だけとも言える様なモノしか出なかった。


「シンの若いだけあってすごく量あるし…濃いよね、まだイケそう?」


もう勘弁して下さい、本気でこれ以上は無理だって!


「あれ?焦点合わないくらい気持ち良かったのかな」
「…みたいの様だな」
「もう少し堪えるかと思ったけど…ま、それは今度で良いか」


新しい玩具で遊ぶ子供の様に喜ぶキラに俺はとても危険な存在だと認識を変換させられる。
すると達した余韻による残骸の液をそのまま下へ、更に奥ばったキュッと肉壁を寄せ集める小さい穴、
この場合人は入口と言うべき場所であるのか?キラの濡れた指が円描く様なぞる。
こそばゆい様な痒みにも似た刺激、そしてこれから行われるであろう恐怖に脱力していあた身体は再び堅く強張らせてしまう。


「シン、そんなに緊張しなくていいから」


緊張じゃなくて恐怖なんですよキラさん…。
濡れた指はそのままツプリとゆっくり中へ差し込まれるが自然の摂理と反する行動が簡単に受け入られる訳でもなく、
異物の侵入を俺の身体は拒否しようと自然に力が篭る。
それでもググ…っと無理やり奥へと進まれるとその反発から痛みまで生じてきた。


「イタ…っ!キ…ラ、痛い!」
「シンが力込めすぎなんだよ、怖くないから力抜いて?ね。」


そんな様子にアスランは溜息を打ち、拘束していた手を離すとキラの手助けをするかと言わんばかりに先程弄られていた乳首を
キュっと指の腹で摘み上げた。


「ひゃっ!!」


突然の刺激に驚き、その驚きから瞬間力が抜けた隙を狙いキラは一息に指を根元まで埋め込む。
上半身の刺激と下半身の刺激はとても複雑で、内壁を蠢く異物は正直気持ち好いとは言い難いのだが上半身による愛撫によって、
内壁の感度も次第に変わってくる事となる。


「胸でイクのは無理でも気持ちよくさせるには十分な場所みたいだね」


アスランは背中越しから腕を回して無い胸の尖る先っぽを指の腹で捏ねたり抓ったり、ただそんな単純な動きが堪らなく
高ぶりの手助けとなり、俺は絶え間無く甘い声を響かせてしまう。
指を動かしながら更に耳朶を唇で甘噛みをし、舌で中の穴までくちゅくちゅと舐めてきた!そんな場所をそんな風に
される事も初めてで、それが驚いた事に自分の身体は思い切り反応を示していた。


「あ、や…ぁ…っ!」


すると今まで苦痛としか思えなかった下の壁内にまで変化が現れ、伸縮を繰り返しながらキラの指を規則良く絡めていった。
慣れた頃を見計らってか、内壁を所々指の腹で押す行為を繰り返し何かを探している様だ。
すると上天井を探る指は後から教えてもらった話だが栗程の大きさである弾力ある膨らみ、所謂前立腺と言われる
場所をキラは見つけるとクク…と軽く押しだす。
内壁の中でも直接的な刺激が堪らなかった、そこを弄られるだけで自身の先からは液体をトロトロと溢れだしている。
射精の促しを助ける様なそんな言葉通りな感覚、我慢なんて言葉はまるで意味を持たなかった。


「ああああーーーーーーー!!」


予告も無しに達する事で放置されていた硬い自身は、いつの間にかオムツを替える赤ん坊の様な態勢になっていたお蔭で
その放射された白い液が顔にかかる事となった。
うわっ気持ち悪い!?と本来は思う事だが今はそんな余裕もある訳でも無く、薄れ行く混沌とした意識は唖然と天を眺める。


「ココ触られると堪らないでしょう?僕も実際ココ弱いし」


クスクスと笑い声さ反応出来ない程、シンの身体はぐったりと力が抜け落ちていた。
上半身をアスランに支えられ、下半身はキラによって膝を持ち上げられている。
その態勢はこれからが本番という意味でもあった。





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