H溺れる羊達
「あ、あっ!んぅ…っ」
ズチュ、クチュ…ッ
今俺はどんな表情(かお)をしてるのだろう?
きっとだらしなく涎を垂らし、涙で顔がグチャグチャに違いない。
圧迫感は既に無く、痛みにも痒みにも似ている刺激は快楽と変換され感度は普段から想像もつかない程であった。
「あぁっ!ふあっ、あ…んっ!!も…ムリ…!」
「シンのココ…、すごくヒクヒク絞まって最高だな」
「ああぁっ!!」
アスランの恥ずかしい台詞も反論出来ない程、俺の身体は快楽に溺れていた。
チュ…チュク…
更に言うと上半身はキラがねっとりと乳首に舌を絡ませ、これでもかと言うくらい吸い付いている。
弄られる度に感度の増す乳首は男なのにそんな自分が淫乱な様でとても恥ずかしい。
キラは巧みに舌と上前歯を使って痛みにも近い刺激を時折与えるがそんな痛みも快感としか
思えない程俺の身体は敏感すぎていた。
もう気持ち良すぎて二人の好きな様にさせている。
「あぁ!ダメ…っ、も…イっちゃ…はあっ…!」
「シン、悪いが…っ、もう少し我慢だ」
「?」
するとアスランは今にも達しそうな俺の自身をギュっと少し強めに握りしめ、俺の中に入っている大きい肉棒を激しく出し入れ始めてきた。
一方的な遠慮の無い攻撃にやってくる刺激は絶大で、握り締められた竿の先端からはパタパタと透明の液体が零れている。
次第に腸内の中に埋まる杭からビクビクと小刻みに振るえ、アスランの熱い欲望の証はその内部へ弾けた。
未だに高みへの道のりを止められている状態に俺はただ戸惑うしかない。
「ぁ…う、や…イキたい…ひっく」
「シン、もう少しの辛抱だ」
優しい言葉で宥められてもこの辛い状態を放置とは酷というモノであろう。
するとアスランはキラに「交代だ」とポジションを再びキラに譲ったのであった。
「せめてもの後ろで初めてイカせるくらいはキラがしてやりなよ。シンの良い場所見つけたんだろう?」
「え、ホント?ありがとうアスランv」
アスランによって慣らされた蕾は簡単にキラを受け入れられた、アスランとまではいかないがキラのも十分大きいのがよく判る。
彼とは少し違ったたどたどしい動きだが少しの刺激でも俺の身体は反応しまくっているのでキラの動きも十分なくらいであった。
「あ、あ、キラぁ!も…イキたいよぉ…!!ふ…ぅっ」
「今気持ち良くさせてあげるからねv」
先程指で場所を確認した前立腺の位置、記憶を辿りながらキラの硬い先端は内壁を探る様にゆっくりと押し付けていく。
その行為によって俺は咽喉を突き出す様に身体を反りながらもう何度目にもなる絶頂の感覚に、
早く解放されたく無意識に自ら腰をキラの動きに沿って振ってしまっていた。
「あ、あ、イッちゃ…っ…」
「ふ…っ、イッても良いよシン…」
激しく動く密着部分は既にヒクヒク伸縮を繰り返し、互いに上り詰める快楽をそのまま弾けさせた。
大きな解放感にドッと疲労感が生まれ、俺はそのまま眠りについてしまう…。
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